12月1日から7日までの終日坐禅期間が終わり、
明けて8日は仏成道会でした。
6年に及んだ苦行では何も救われないと気づかれたお釈迦様は、
苦行林を離れ、ナイランジャーナ川で沐浴をし、
近くの村娘スジャータが布施してくれた牛乳粥で栄養を摂られました。
その後菩提樹下で端坐中、明け方の空に輝く金星を見たその瞬間、
無上正等覚を得られたのです。
その故事にあやかり、大光寺では豆乳粥を仏前にお供えして、
私たちも頂きます。
小豆粥をお供する所もあります。
お釈迦様が独力自力のみでなく、
スジャータや乳粥や菩提樹や金星に支えられての成道ということに
深い味わいがあります。
今日のお相手は住職でした。